2016年秋のWorn Wearツアーからのメモ
ここアメリカでのWorn Wearツアーの約半分を終えたいま、僕らは南部の残暑とパタゴニアの衣類が被った被害のどちらが酷いかを決めかねている。 まあじつはと言えば、どちらにも動じているわけではない。僕らは投げ掛けられる、挑戦のし甲斐のある修理が大好きだし、その仕事でちょっくら汗をかくのは大して気にもならない。
それに僕らはこんな刺激的な人物にも遭遇している:

レトロX・ベストの裏に隠された推進力マイク・トンプソン。彼の元祖試作品に新しいジッパーを付ける仕事をさせてもらったのは光栄だった。Photo: Donnie Hedden

ダグと、テキサス州オースティンの歓迎団の一員である犬のエルビス。ダグの申し立てによると、彼はコーヒーのブランドのフォルジャーズの有名なテーマ曲「お目覚めで最高なのは……」の共同作曲者だという。僕らは彼のオースティン製のバッグを直して、忘れずに彼のサインを貰った。Photo: Donnie Hedden

父のオリジナルのシンチラ・フリースを剥奪し、修理して自分のものにしたアリ。Photo: Donnie Hedden

「30歳になる前に国立公園すべてを訪れる旅」に同伴するシャツを直しにやってきたジョセフ。Photo: Donnie Hedden
リストは尽きない。豊なストーリー、そして衣類をゴミにせずに使いつづける、説得力あふれる理由は豊富にある。

修理前。Photo: Donnie Hedden

修理後 Photo: Donnie Hedden

シンチラ・パンツのパワー稼働。Photo: Donnie Hedden

まるで自宅のポーチでくつろいでいるかのよう。Photo: Donnie Hedden
ツアーの残り半分では東海岸へと向かい、その後、グランドフィナーレとなるシカゴへと西に向かう。じかに、またソーシャルメディアでツアーに参加してくれた皆さんに感謝。僕らは着ることについてのストーリーに対して最高の責任を示してくれる、どんどん増えつづける人たちから、つねにパワーを貰っている。次の停車地は、マサチューセッツ州レノックスのアーカディアン店。そのあとはニューハンプシャー州、ミシガン州とイリノイ州。
さあ前進!

どこかで会おう!Photo: Donnie Hedden