Work in Progress Reportをご覧ください
2025年度のWork in Progress Reportでは、私たちの唯一の株主である地球への負担を軽減するために行っている、新しくて楽しい、そしてちょっと変わった方法をすべてお伝えします。
地球が私たちの唯一の株主
事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。
自然酒
パタゴニア プロビジョンズの自然酒は、リジェネラティブ・オーガニック認証を取得した米など、環境修復型の農法によって育てられた原料を人為的な介入を用い、最小限に抑えた伝統的な技法で発酵させた日本酒です。その結果、これらの製品すべてが産地特有の生きた風味を持ち、グラスに注ぐごとに、傷ついた土壌を再構築して、重要な生息地を修復し、さらに炭素を隔離します。
「自然酒」とは何ですか?
パタゴニア プロビジョンズの自然酒は、農薬や化学肥料を使わずに育てられた米と、蔵に住む自然の微生物の力でつくられた日本酒です。伝統的な木桶を用い、蔵に住む酵母や麹菌などの自然の微生物の働きを大切にした酒づくりは、傷んだ土壌の修復や生物多様性の回復、炭素の土中隔離といった環境再生型の取り組みとも結びついています。
どこの蔵で作られていますか?
「やまもり」は福島県郡山市にある〈仁井田本家〉、「繁土 ハンド」は千葉県神崎町にある〈寺田本家〉が醸しています。
〈仁井田本家(福島県郡山市)〉
〈寺田本家(千葉県神崎町)〉
〈仁井田本家(福島県郡山市)〉
- 農薬・化学肥料を使わない米づくり
- 蔵付き酵母を用い、自然の力だけで醸す「生酛(きもと)造り」
- 山林の管理・水源保全・木桶づくりを一体で実施
〈寺田本家(千葉県神崎町)〉
- 農薬・化学肥料を使わない米づくり
- 蔵内の湧水、蔵に住む菌の力のみを生かした「生酛(きもと)造り」
- できる限り機械を使用しない、伝統的な酒づくり
どのような原料・特徴がありますか?
農薬・化学肥料不使用で育てられ、リジェネラティブ・オーガニック(RO)認証を取得または取得を目指す米を使用しています。
- やまもり 日本で初めてRO認証を取得した米
- 繁土 ハンド RO認証取得をめざす自社田の米と、坪口農事未来研究所の「コウノトリ育む農法」のコシヒカリ
どんな種類・ラインナップがありますか?
「やまもり」「繁土 ハンド」の2種類があり、720mlと150mlの2サイズ展開です。
- やまもり(仁井田本家):2025年、日本初のリジェネラティブ・オーガニック(RO)認証取得
- 繁土 ハンド(寺田本家):RO認証取得を目指し、伝統的な酒づくりで醸す
リジェネラティブ・オーガニック(RO)とは関係ありますか?
はい。やまもりは2025年に日本で初めてRO認証を取得しており、繁土 ハンドも認証取得を目指しています。RO認証は、土壌、動物、労働者といった農場全体のシステムを健全に保つための認証です。健全な土壌や生態系ネットワークの構築は、干ばつや洪水などの異常気象による農場や地域への被害を和らげることに繋がり、気候危機に立ち向かううえで欠かせません。仁井田本家は、田んぼを取り巻く環境や水源、山を健全に管理しながら、農薬・化学肥料を使わない水田稲作に取り組んでいます。自社山の杉で木桶を作り、植林をして、田んぼの水源である山を守っています。RO認証の3つの柱のひとつ「社会的公平性」の要件である労働者の人権や福祉を満たし、働きやすい環境を整えています。「繁土 ハンド」の醸造元である寺田本家も、リジェネラティブ・オーガニック認証取得をめざしています。また、兵庫県豊岡市の坪口農事未来研究所の「コウノトリ育む農法」によるコシヒカリを掛け米に使用しており、坪口農事未来研究所もリジェネラティブ・オーガニック認証取得をめざしています。
味の特徴は?
「やまもり」は汲み出し四段仕込みにより、上品な味のふくらみとキレのある仕上がりに。甘み、旨み、酸味のしっかりした味わいです。複雑で奥行きのある味わいは締まりのあるジューシーな印象で、柑橘系のやさしく爽やかな香りが重なります。燗酒で木桶由来の酸を楽しめます。
「繁土 ハンド」は、酒母を半分に分け、三段仕込みの後に半分を四段目として仕込んだ「四段仕込み」で、味わいにいっそう深みが増し、より豊かな酸味、旨みが感じられます。
「繁土 ハンド」は、酒母を半分に分け、三段仕込みの後に半分を四段目として仕込んだ「四段仕込み」で、味わいにいっそう深みが増し、より豊かな酸味、旨みが感じられます。
どうやって楽しむのが良いですか?
冷酒・常温・燗酒のどれでも楽しむことができます。
「やまもり」は、個性のある味わいを楽しむために、しぼり立ての頃は冷酒や常温で飲んでフレッシュさを感じてください。製造日から数カ月熟成させ、旨味を凝縮させたら、木桶に育まれた酸を立たせるよう、燗酒にしていただくこともおすすめします。鍋料理やお蕎麦、生の魚介類にも。「繁土 ハンド」はコシのある酒質で、燗に向いています。ウィンターシーズンのフィールドでもぜひお楽しみください。中華やイタリアン、グリルした野菜やお肉にも。
「やまもり」は、個性のある味わいを楽しむために、しぼり立ての頃は冷酒や常温で飲んでフレッシュさを感じてください。製造日から数カ月熟成させ、旨味を凝縮させたら、木桶に育まれた酸を立たせるよう、燗酒にしていただくこともおすすめします。鍋料理やお蕎麦、生の魚介類にも。「繁土 ハンド」はコシのある酒質で、燗に向いています。ウィンターシーズンのフィールドでもぜひお楽しみください。中華やイタリアン、グリルした野菜やお肉にも。
どこで購入できますか?
パタゴニア直営店と、パタゴニア公式オンラインショップで購入することができます。また、ヤマダストアー、FOOD&COMPANY、コープ自然派、ムスビガーデン一部店舗、信濃屋一部店舗、 THE SHOP SHIBUYAなどで購入できます。
※店舗により取り扱い製品が異なります。
※店舗により取り扱い製品が異なります。
なぜパタゴニアが日本酒を扱うのですか?
手作業で大切に作られた自然酒ほど、その土地の土壌や天候、植物相、動物相といった自然環境を表すものはありません。フランスではそれを「テロワール」と呼び、私たちは味と香り、そしてその先にある地球上で最高の場所である「精神」を意味すると考えています。発酵から熟成、そして瓶詰めにいたるすべてにおいて、天然の風味を維持し、向上させるために人為的な介入は最小限に抑えます。野生の蔵付酵母が活躍し、天候や季節にも影響されます。時間の経過とともに風味は進化し、強まっていきます。私たちのコレクションの栓を抜くとき、その内に宿る真の自然の息吹へといざなうことを確信しています。
開封後はどうすればいいですか?
加熱処理をしているため開栓後も常温保存が可能ですが、味わいの変化をゆるやかに楽しむには冷蔵保存がおすすめです。