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Worn Wear:パタゴニア製品にまつわる色あせないストーリー

 /  2013年4月15日 読み終えるまで3分  /  Worn Wear

キースとローレン・マロイが考案したWorn Wearは、キースが長年にわたって使用してきた自身のサーフ・ギアにインスピレーションを受けてはじまった取り組みです。2人はTumblrブログをスタートさせ、そこを皆様のお気に入りのパタゴニア製品にまつわるストーリーをシェアする場としました。この取り組みの開始にあたり、イヴォン・シュイナードものちにすべての「元祖」となるフリースについてのストーリーを寄稿しています。

ここにそのストーリーをご紹介します。また皆様のストーリーもぜひご投稿ください。投稿は簡単です。またストーリーが投稿された方にはマロイ夫妻からWorn Wearのワッペンが送られます。

Worn Wear:パタゴニア製品にまつわる色あせないストーリー

元祖
イヴォン・シュイナード、カリフォルニア州ベンチュラ

親愛なるパタゴニアへ

1976年に開発した青いフリースの試作品――私たちはこれを珍しいシベリア・ブルーのプードルの毛と呼んでいたが――これがフリースの元祖になろうとは考えてもいなかった。

ア ウトドアアクティビティの喜びを求める私のような人間が数多く存在し、彼らがより温かくて軽く、また当時よく使われていたコットンやウールのように濡れる と機能しなくなるものではなく、速乾性のあるウェアを必要としていたことを知っていた。私は化繊のレイヤーこそがその解決策だと確信した。つまり、吸湿発 散性のあるベースレイヤーと保温性のあるフリース、そして風と湿気から守るアウターレイヤーだ。ひとたび結論に達すると、パタゴニアのチームは必要な素材 をクリエイティブに識別し、開発する仕事に長けていることを証明してくれた。

よく言われるように「必要は発明の母」で、この場合の「必要」とは水分を吸収しないインサレーションのレイヤーで、「発明」は妻のマリンダ・シュイナードの機知。彼女はトイレカバー用の汚い生地を試すのもいとわなかった。それが私たちのニーズに対応するのではと考えたからだ。化繊のフリースはそうして生まれた。私たちは倒産しかけた会社の余剰在庫を使って最初のフリース・ジャケットを作った。それは泥のような地味な黄土色と気味の悪い青のフリースだったが、目的にはかなった。毛玉はひどく、それが一層見映えを悪くした。その「ベース」が試行錯誤を経ていまのフリースに進化したんだ。

普段、この最初のフリース・ジャケットはパタゴニア本社の壁に誇らしげに飾られているのだが、昔を懐かしんで着てみたよ。

—イヴォン

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